日本私立小学校中学校高等学校保護者会連合会(略称:日私学保連)は、私立中学高等学校等の学校毎の保護者会によって組織された都道府県私学保護者会連合会が加盟する全国団体であり、平成18年2月14日に設立されました。
本会は、日本私立中学高等学校連合会並びに都道府県私学協会と一体となって①教育費にかかる公費支出の公私間格差の是正、保護者の教育費負担の軽減、②私立学校の経常費助成等の私学助成の拡充、③私立学校生徒の健全育成事業の実施、④加盟団体への支援、情報提供等のため、全国(中央)、9地区(北海道、東北、関東、東京、中部、近畿、中国、四国、九州)、都道府県単位で事業活動を行っています。
本会の最大の事業は、日本私立中学高等学校連合会と共催で実施する「私学振興全国大会」であり、例年11月に全国から1,800名を超える私立学校の保護者や学校関係者が一堂に会し、国の私学助成関係政府予算について、文部科学省や文教関係国会議員に対し公的支援の拡充を要望しています。また、年2回開催する研修会を通じ、保護者会同士の連帯を図り、本会の事業の一層の活性化・保護者会活動の意義を確認し合っています。
全国の私立中学高等学校等に学ぶ約150万人の子供たちの学びの場がより良い教育環境となることを望み、私立学校の教育環境の改善が図られなければなりません。さらには家庭の経済状況や居住地により子供たちの学校選択が妨げられることのないよう、保護者の学納金の公私間格差に加え、都道府県間格差の是正が強く求められます。
本会は、社会変化が予測困難な中にあっても、子供たちが豊かな人間性を持って次世代を担えるよう、最大限の支援を行うため、積極的な事業活動に努めています。