令和3年度 私立小・中・高等学校私学振興全国大会報告

令和3年度 私学振興全国大会 結果概要

【主 催】
日本私立中学高等学校連合会(日私中高連)
日本私立小学校連合会(日私小連)
日本私立小学校中学校高等学校保護者会(日私学保連)

【日 時】
令和3年11月24日(水)14:00~15:12

【会 場】
東京・メルパルクホール(東京都港区芝公園2-5-20)

【来 賓】
本人19名、代理23名 計42名
文科省  末松信介 文部科学大臣 [決議受取]
自民党  伊藤信太郎(政務調査会長代理)、赤池誠章(内閣府副大臣)              
     有村治子(両院議員総会副会長)、石原宏高(国会対策副委員長)
     井上信治(広報本部長代理)、太田房江(参議院文教科学委員長)      
     尾身朝子(情報・通信関係団体委員長)、亀岡偉民(副幹事長)                                     
     塩谷 立(財務委員長)、下村博文(総務会副会長)
     高木 啓(内閣第一部会副部会長)、田野瀬太道(副幹事長)
     西村明宏(筆頭副幹事長)、船田 元(衆議院議員総会会長)
     松本剛明(元外務大臣)、山谷えり子(元国務大臣)[保護者願受取]
     義家弘介(衆議院文部科学委員長)、和田義明(遊説局長)

【参加者】
私立小学校、中学校、高等学校関係者並びに保護者 計670名

【次 第】
1.開会の辞     下屋浩実 日私中高連副会長
2.主催者代表挨拶  吉田 晋 日私中高連会長
           門傳英慈 日私学保連会長
3.来賓挨拶     末松信介 文部科学大臣
           伊藤信太郎 自由民主党政務調査会長代理 他                            
4.要請       近藤彰郎 日私中高連副会長
5.保護者の願い   辻尾真弓 大阪私学保護者会連合会顧問
6.決議採択     山本千曲 日私学保連副会長
7.閉会の辞     重永睦夫 日私小連会長
令和4年度私立高等学校等関係政府予算に関する要望書はこちら

開会の辞 日本私立中学高等学校連合会 下屋浩実 副会長

下屋浩実 副会長
学校関係者と保護者とは車の両輪であり、私学振興こそ我が国の公教育の発展の道を拓くものと確信している。我々はみなひたすらに建学の理念の下、日々子供たちと向き合っており、政務、党務ご多忙の中、文部科学大臣をはじめ私学振興に理解の深い文教関係国会議員の先生方にはこの実情をよく把握いただきさらなる支援をお願いしたい。

主催者代表挨拶 日本私立中学高等学校連合会 吉田 晋 会長

吉田 晋 会長
私立学校は、建学の精神のもと、常に新しい時代に対応した特色ある教育を行い社会に有為な人材を育成し、我が国の公教育の発展に大きく寄与してきた。私立学校がこれからも優れた人材を育成していくためには、学校経営の基盤となる経常費助成費補助金をはじめとする公的支援の拡充はもとより、保護者に対する授業料等への軽減支援措置の拡充と、誰もが学校選択の自由を求められるような補助をいただかなければならない。
私立学校としては常に生徒、そして保護者の希望に応えられるよう、それを実現するよう私学助成をいただきながら運営をしている。我々は貴重な私学助成財源を学納金とともにその100%を120%、150%の効果になるように子供たちの教育に惜しまず使い、より一層発展することを約束する。

主催者代表挨拶 日本私立小学校中学校高等学校保護者会連合会 門傳英慈 会長

門傳英慈 会長
本日は末松文部科学大臣はじめ多数の国会議員の方々にご臨席いただいた。岸田内閣がいかに教育とりわけ私学に力点を置いていることの現れと心より感謝申し上げる。
コロナ禍にあって、学校では子供たちが安心安全に学ぶことができるよう環境を整備することが求められているが、その基盤となる児童生徒一人当たりの端末の配備やICT環境の整備には、公私の補助率の壁があり、保護者負担増が見込まれなかなか進まない。
我が国の将来を担う子供たちの教育を担う学校の教育環境の整備については公私の別なく支援が図られるよう、併せて、保護者の経済的負担のより一層の軽減が図られるようお願いしたい。

来賓挨拶

文部科学大臣 末松信介 様自由民主党政務調査会長代理 伊藤信太郎 様
文部科学大臣
末松信介 様
自由民主党政務調査会長代理
伊藤信太郎 様

元文部科学大臣 塩谷立 様元国務大臣 山谷えり子 様元女性活躍担当大臣 有村治子 様
元文部科学大臣
塩谷立 様
元国務大臣
山谷えり子 様
元女性活躍担当大臣
有村治子 様

要請 日本私立中学高等学校連合会 近藤彰郎 副会長

近藤彰郎 副会長
私立学校は社会のエッセンシャルワーカーとして子供たちへの教育を通して、その務めを果たしていきたい。コロナ禍でも教員たちは学校に出て生徒たちのために働いている。今後とも社会に不可欠な仕事として身をなげうって教育を行う所存である。
生徒たちは学ぶ時代を選べない。我々はその生徒たちのために時代を支える使命感を持ってこれからも頑張っていくので、より一層のご支援をお願いし今回の要請とさせていただく。

保護者の願い

「保護者の願い」
辻尾真弓
大阪私立中学校高等学校保護者会
連合会顧問
内容はこちら
山谷えり子元国務大臣・参議院議員に手交

決議採択

決議採択
山本千曲
日本私立小学校中学校高等学校保護者会
連合会副会長
内容はこちら
末松信介文部科学大臣に手交

閉会の辞 日本私立小学校連合会  重永睦夫 会長

重永睦夫 会長
私立学校は「私学は一つ、教育は私学から」という言葉をモットーに日々日本の教育をリードし、ひいては世界のリーダーを育てるために努力を重ねているが、この私立学校の振興のために本日は末松文部科学大臣をはじめ大勢の国会議員の先生方のご来臨を賜り、大変心強く思ったところである。
末松文科大臣はじめ、多くの先生方に最後まで見届けていただき、心より御礼申し上げる。
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