平成29年度 青少年育成研修会開催

平成29年11月1日(水)第6回青少年育成研修会(主催:日私学保連 青少年育成委員会)が 熊本県私立中学高等学校保護者会のご協力のもと、ホテル日航熊本にて開催されました。 中村良彦 日私学保連会長の「震災があった熊本県で開催したいという思いを、熊本県関係各位のご尽力により実現出来ましたことに感謝申し上げます。私たちの活動は“子どもたち・家族のため”であり、先人達が続けてきたように、我々も未来へ向けて活動を続けていくことが大切です。今回の講演会が皆様の活動の一助になること祈念致します。」との挨拶があり、続いて土山良三熊本県私立中学高等学校保護者会会長より「熊本は復興元年で頑張っています。皆様との絆を次に繋げることが大切だと思っています。」と挨拶がありました。開会の挨拶のあと、参加者約90名で2部形式の研修会が開催されました。

【1部】

福島様
演題「公私間格差の是正と私学振興」
講師 日本私立中学高等学校連合会
事務局長 福島康志 氏
1.私学振興を取り巻く状況
2.私学助成の拡充
3.教育の無償化
4.まとめ
最新の資料とともに、私学振興の重要性を現在の教育環境の現状を織り交ぜながらご説明頂き、
「子どもたちにとって有意義な学校教育を考えていくことが重要です。」とご講演頂きました。

【2部】

岡崎様
会場の様子
【2部】
演題「現代の子育てに大切なこと」
講師 くまもと心理カウンセリングセンター 代表
   臨床心理士 岡崎光洋 氏
● 困難が心を育てる。
● 子育ての根本は「3K」
● 思春期は第二の誕生日
● 「教化」と「感化」
「子どもの“心をつくる”ことを想像できますか?」
「時期は?」「どのように?」との
問いかけから始まった講演は、
親として子どもと向き合う姿勢や過干渉の危険性など、
事例を紹介しながら「子どもは多様でいいのです。
親は大木のようにどっしり構えて見守ることが大切です。」
と締めくくりました。
参加者は岡崎氏の軽快な口調に頷きながら耳を傾け、
各々が子どもとの向き合い方を考える研修会となりました
list page page top