日本私立小学校中学校高等学校保護者会連合会（日私学保連）は平成２８年１１月２９日（火）東京・メルパルクホールにおいて「私学振興全国大会」を日本私立小学校連合会・日本私立中学高等学校連合会と共に開催された。私学振興全国大会には政府自民党国会議員から、「水落敏栄」文部科学副大臣、「有村治子」自民党政務調査会長代理、「石井正弘」自民党政務調査副会長、「赤池誠章」文部科学部会副部会長、「藤川政人」参議院財政金融委員長の５名の来賓挨拶をはじめ、多くの政府与党の国会議員の御来臨を賜り、私立学校関係者や保護者も集い、１，６００名を超える盛大な振興大会となった。

現在我が国は、少子高齢化が進行していますが、国の力を維持し社会を発展させていくにはまず、教育の振興が諮られなくてはなりません。安倍政権の大きな政策目標の一つとして教育再生が掲げられ、私学関係者としての責任を感じながら、我々が軸となる教育の転換が必要と考え、自らの教育の質をさらに高め、保護者との連携を深める中で子どもたちが健全に成長するよう指導していく所存です。今後否応なしにグローバル社会を生きて行かなければならない子どもたちにとって、教育再生の大きなテーマであり、グローバル教育の推進は各私立学校において積極的に取り組まなければならない課題となっているところです。また施設の耐震化、教育のＩＣＴ化等施設・設備の充実を図るについては、保護者負担を少しでも抑えられるよう私学助成の更なる充実をお願いするほかないと要請した。

日私学保連は、保護者の切実なる思いに尽力していくことが目的であり、子どもたちの教育環境を良くしていく為の活動を続けて参りました。個性豊かな人間性の構築、子どもたちの将来へのロマンス、まさにそこに私学の建学の精神の独自性が有ります。確かな未来をプレゼントする為にもこの活動を続け、バトンを受け渡していくことが大切だと思っています。明日に向けて、私学助成に、教育に、最優先に先行投資することこそが、我が国の財産となると思います。三位一体となって、明日に向けて子どもたちの未来の為に、子どもたちの教育の為に、皆さんと一緒に力を合わせ活発な運動をして行くのが大事だと思っています。

保護者の願い	決議採択
愛知県私立中学高等学校保護者会連合会	日私学保連
副会長　桂　秀　様	副会長　山本　千曲　様