日私学保連 平成28年度 青少年育成研修会開催

青少年育成委員会主催、第5回青少年育成研修会が平成28年11月17日(木)札幌市ホテルポールスター札幌にて、北海道私立中学高等学校保護者会連合会のご協力のもと開催。中村良彦・日私学保連会長の「5回目となる研修会では助成金への理解を深めて頂き、未来へ繋ぐ活動が大切であることを考えていきたい」との挨拶に続き、高島 篤・北海道保護者会連合会会長の歓迎の挨拶のあと、2部形式により参加者約80名で開催された。

第1部

「公私間格差の是正と私学振興」と題して、
日本私立中学高等学校連合会の福島康志事務局長により
最新の多くの資料を基に下記内容にてご講演を頂いた。

  1. 私学振興を取り巻く状況
  2. 教育制度の改革と教育内容の改革
  3. 選挙権年齢の引下げと民法の成年年齢の引下げ 
  4. まとめ

第2部

「中高年だからこそ考えたい食と健康のかかわり 」と題し、
北海道食育コーディネーターの大熊久美子先生より講演を頂いた。

  1. 「現代の食の実態と問題点」として
    ① 「買う食」に変化した現代の食生活
    ② 「弧個固小粉濃食」と欠食による不規則な食生活
    ③ 「食べたいものだけ作る」ことによる味覚障害
    等の問題提起がされ、
  2. 「毎日の食生活の見直し」として
    ① 特に大人に多い朝食欠食率から考える「朝食の重要性」
    ② 体の機能の活性化と体温上げることによる
     免疫力向上のため「噛むことが大切」
    ③ 「まごわやさしい」で取り込む旬の食材は
     体の生理に合っている。
    等が紹介された。
3. しあわせな食卓は心も身体も喜ぶ

「一緒に食べること」は特別な事でなく
日常の食卓を囲むことこそが「しあわせな食卓」であり
現代の食に必要なのは「家族で食を支えあうこと」。
そして「大人だからこそ、美味しく食べることが
“幸せな食事”である」とご講演頂きました。

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