現在我が国は、少子高齢化が進行していますが、国の力を維持し社会を発展させていくにはまず、教育の振興が諮られなくてはなりません。安倍政権の大きな政策目標が、この20余年停滞し、傷ついた我が国の再生の大きな柱の一つが「教育の再生」であるという事を我々も責任を感じながら、私学関係者自らの教育の質をさらに高め、保護者との連携を深める中で子どもたちが健全に成長するよう指導していく所存です。本来教育は、子どもたちの将来にとって、有益か否かの基準として考え実施する事が何よりも重要です。今後否応なしにグローバル社会を生きて行かなければならない子どもたちにとって、教育再生の大きなテーマであるグローバル教育の推進は、各私立学校において積極的に取り組まなければならない課題となっています。私立学校がグローバル教育推進の新しい教育に対応して教育の質を高め、また施設の耐震化、教育のICT化等設備の充実を図るについては、保護者負担を少しでも抑えられるよう私学助成の更なる充実をお願いすると要請をした。