日私学保連 平成27年度 青少年育成 研修会開催する

青少年育成委員会の主催の第4回となる研修会が平成27年11月20日(金)新潟市ANAクラウンプラザホテル新潟にて、東北七県私立中学高等学校保護者会及び新潟県私立中高等学校保護者会連合会のご協力のもと開催し、中村良彦・日私学保連会長、飯沼和男・新潟県私学協会会長の歓迎の挨拶が有り、落合美香・県保護者会会長が、本日の研修会で親としてしっかり勉強していきましょうとの挨拶のあと、2部形式により参加者約80名で開催された。

第1部

「これからの私学教育と私学振興」と題して、日本私立中学高等学校連合会の福島康志事務局長により、最新の多くの資料を基に下記内容にてご講演を頂いた。
  1. 私学学校の現状
  2. 私学助成の仕組みと現状
  3. 教育改革の現状と今後
  4. 選挙権と飲酒・喫煙禁止適用年齢の引き下げ
  5. まとめ

    第2部

    「子供の夢を育む親のかかわり方~キャリア教育の視点から~」と題し、新潟大学教育学部教授松井賢二
    先生の講演を頂いた。

    子どもが夢(希望、目標、大志)を持つ意義について考え、その夢を育むためには
    1. 子どもの個性を発見し気づかせてやり、その個性を認める肯定的なかかわりが大事で、親や教師や友人の承認によって子どもの「自己肯定感」は育つ。
    2. 子どもの夢を拡げるためには、「生き方」を学ぶことであり、親や教師等や伝記などによる偉人から「生き方」を学びながら、多様な「生き方」があることを知ることが大事である。
    3. 子どもの夢を支えるためには、自分に向いている職業は1つとは限らず職業の多様性のあることを信じ、1つの職業にはさまざまな人が従事できる職業の許容性もある事を知らせる。
    4. 子どもの夢を崩さないためには、周囲の者が職業的偏見を排除する事が大切で、この世は全ての職業の中でお互い支えながら成り立っている事を確認する。
    5. 夢を実現し「納得した」人生を送るためには、親は子どもの代わりに子どもの人生を送るわけではないし、主役は本人であり夢を実現するのも本人であり、責任を負う事も自覚させる
    6. 親として何が出来るかと言えば、・夢に向かって日々の小さな努力をかさねていくこと ・無駄な努力は無いと信じて生きること ・3つのC(チャンス、チャレンジ、チェンジ)を親として応援することであると結ばれた講演内容でした。
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