日私学保連 平成26年度 青少年育成 研修会開催する

青少年育成委員会の主催による第3回研修会が平成26年12月19日(金)宮城県仙台ガーデンパレスにて東北七県私立中学高等学校保護者会及び宮城県私立小中高等学校保護者会連合会のご協力を頂き開催し、中村良彦日私学保連会長、門傳英慈東北ブロック会長、松良千廣宮城県私立中高連会長の挨拶のあと、2部形式により参加者約80名で開催された。

第1部

「公私間格差の是正について」と題して、日本私立中学高等学校連合会の福島康志 事務局長により、最新の資料を基に下記内容にてご講演を頂いた。
  1. 私学助成の現状と課題
    ① 国や都道府県が私学助成を実施するのはなぜか?
    ② 高校以下の私学助成の仕組み
    ③ 高校以下の私学助成の種類
    ④ 高校以下の私学助成の課題
  2. 新たな私学支援措置の実現に向けて
    ①私立義務教育学校の児童・生徒に対する就学支援措置の実現に向けて
  3. まとめ

    第2部

    「東日本大震災時における対応と今後の課題について」と題し、伊藤宣子 聖ウルスラ学院英智小・中学高等学校校長が講演、災害時における多くの写真を参考にしながら、学校の様々な体験を述べ、学校にはいろいろなマニュアルがある。が緊急時はマニュアル通りには出来ない事を痛感し、子供たちには紙上訓練で考えることも必要である。分析・判断力・表現行動力が命を救うということも大変多くあり、助け合う、励まし合う、思いやる、微笑みあうことが大きな勇気を作り出すことを実感した。私立は創立者が思いをもって作った学校でそれぞれに価値観が違い、私学は私学なりの防災の教育があって良いと思っていると語った。
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